治具を製作する時など、重宝していた丸鋸の調子が最近悪くなりました。
ちょっと硬い物を切ろうとすると刃の回転が止まってしまうのです。
取り敢えずバラして中を覗くことに…
先ず定盤を外すためにひっくり返して定盤を固定しているネジを外して行きます。
全部ネジを外したつもりでしたが、未だ定盤は外れません。
ふと電源ケーブルの方に目をやると、この部分は他からは隔離されているようです。
ここも開けてみます。
電源ユニットを収める小部屋
この中にもネジが有りました
無事定盤が外れました。
定盤に組み付けられているモーターとスピンドルを確認します。
刃の回転を止めている原因はこれでした。
モーター側のプーリーを固定していたセットスクリューが緩んでいたのです。
これでモーターだけが空回りしていたのです。
さて、ネジを締め直そうとして愕然…
ネジはモーターハウジングの下に隠れてしまうのです。
これじゃあ締められない… なんというメンテナンス性の悪さでしょうか。
この辺りを完全にバラすと後々調整が厄介だし、ハウジングの一部を削る事も考えましたが、それじゃ美しくない。
一計を案じプーリーの中央にネジを立てる事にしました。
これならタイミングベルトを掛けたままでも締め直しが出来ます。
組み上げて修理完了です。
再び快調に動いてくれています。
